10月31日(土),薩摩中学校文化祭が開催されました。
天候が心配されましたが,当日は天気も良く,多くの保護者や地域の方々がお見えになり,生徒たちが頑張っている姿を見てくださいました。
参観された方々から,各学年の劇や合唱,教科の発表や展示作品等が充実しており,素晴らしい文化祭だったとの感想もいただきました。
1年生は,ビデオ劇「新竹取物語」を上映しました。写真の生徒たちの目線の先には小さなかぐや姫がいます。分かりますか。
物語は,月からやってきたかぐや姫が,薩摩中の生徒と仲良くなり,学校生活を送るというもの。総合的な学習で行った農業体験も話の中に織り込んであります。合成した映像や1年生の軽快な演技に会場中が引き込まれました。
2年生は,平和をテーマにした劇「生きる」。日本で唯一民間人を巻き込んだ悲惨な地上戦があった沖縄が舞台の劇です。
長崎での修学旅行で学んだことや知覧特攻平和会館での学習を踏まえながら,劇を通して平和の尊さを訴えました。
3年生の劇は「My Life」。進路に悩む中学3年生が,進路決定の手助けをするライフナビゲーターに進路決定を迫られ,葛藤する物語です。
一人一人の生徒の個性を出した演出と生徒の真に迫る演技力により,非常に完成度の高い劇に仕上がっていました。さすがは3年生と思わせるできばえでした。
劇を通して,生徒たちは自分の進路を見つめ直すことができたのではないかと思います。
◆吹奏楽は,夏の祭典で金賞の実力をみせてくれました。
◆作文発表では,3名の発表者が原稿を見ないで自分の思いを伝えてくれました。主題がはっきりしていて心に響く発表でした。
◆若竹学級,さつま学級のハンドベルは,ゲームを取り入れるなど工夫されており,とても楽しく集中して聴くことができました。
◆各学年の合唱は,練習の時より声量もハーモニーも良くなっていました。学年が上がるにつれ,完成度も高くなっていたように思います。
◆英語暗唱は,スクリーンに英語と日本語が示されており,分かりやすかったです。3名の生徒の発音もとても良かったです。
◆最後の全校合唱,59名のハーモニーが体育館全体,そして,観覧された多くの方々の心に響き渡りました。薩摩中学校の生徒たち,最高です!!
夢への扉 ~今ある希望を胸に~
をテーマに開催した文化祭,薩摩中の新たな歴史を築くとともに,生徒たちも大きな自信と新たな希望を持つことができたのではないかと思います。
当日,ご多用な中ご観覧いただいた皆様に感謝申し上げます。誠に有り難うございました。