1年生の国語の授業で,ビブリオバトルを行いました。
「ビブリオバトル」って?
デジタル大辞泉によると,
《〈和〉biblio-(本の意の接頭語)+battle(戦い)》参加者同士で本を紹介し合い、もっとも読みたいと思う本を投票で決める催し。
[補説]平成19年(2007)谷口忠大によって考案され、京都大学で行われたのが始まり。
とあります。
一人一人がお気に入りの本を準備し,友達にその本を紹介します。自分が話す内容は事前にワークシートにまとめておきます。
・好きな理由や薦めたい理由
・その本の簡単な紹介,あらすじ
・その本との出会い
・読んでほしい人
・読んで思ったこと,伝えたいこと
これらのことを自分なりに表現を工夫しながら構成して紹介しました。
本日のビブリオバトルの進め方は,
① グループ内で一人3分の持ち時間で本を紹介する。
② 聞いた人が,一人一言の感想を述べる。
③ グループ内で一番読みたくなった本の紹介をした人を投票で決める。その理由も発表する。
④ グループの代表に選ばれた人が,全員の前で本の紹介をする。
⑤ 一番読みたくなった本の紹介をした人を投票で決める。
求名小学校出身の生徒たちは,ビブリオバトルの経験があったようですが,他の生徒たちは初めてのビブリオバトルでした。
生徒たちは,本のおもしろさや自分の思いを伝えるために,身振りや声の調子も工夫しながら発表していました。「その本,読んでみたいな」と思わせる発表がたくさんあったようです。ビブリオバトルを通して,表現力や読書への関心が高まり,更に読書の輪が広がっていくことと思います。