2月6日(土),13:00から第11回さつま町PTA研究大会が宮之城文化センターで開催されました。
大会では,流水小学校PTAと永野小学校PTAの研究発表や教育応用心理研究所の先生の講演がありました。
薩摩中校区である永野小学校PTAの研究テーマは,
「地域に支えられ,伝統を守りつつ社会の変化に対応するPTA活動を目指して」
~つながる・ひろがる・ふかまるPTA活動~
発表の中では,「どろんこ運動会」や「PTA自転車安全教室」「秋津舞への協力」等,特色ある活動が紹介されました。「秋津舞」には,薩摩中学校の生徒も参加しており,中学校との連携についても協議がなされました。永野小PTAの皆様,とてもよい発表でした。お疲れ様でした。
講演では,「聞こえていますか思いが,伝えていますか思いを,そして聴いていますか思いを」と題して,保護者がどのように子どもと関わっていけばよいかについて,示唆を与えていただきました。
《講演内容のレジュメ( resume) から》
・外山滋比古著「空気の教育」からの引用
「急いではいけないのである。めいめいの花にそれぞれの咲く季節があるように,人間も花をつける時が違っている。やっかいなのは花の季節はあらかじめわかっているのに,人間の開花はいつなのか,咲いてみないと分からない点である。・・・・・・・・途中略・・・・・・・・教育は一生にかかわる。目先や,三年先や五年先のことだけを考えてはいけない。・・・・・・・・教師も親も,もっと長い目で,こどもの成長を考えたい。これは最高の想像力によってのみ可能である。・・・・」(「長い目」の章に掲載)
・鍵山秀三郎著「あとからくる君たちへ伝えたいこと」からの引用
「できないことを人のせいにしたり,環境のせいにしていたら,人間は決してよくはならなりません。・・・・途中略・・・・環境がどうあっても,自分のできる努力を積み重ねる・・・・」(「できない理由をいくら探しても,人間はよくならない」の章に掲載)