3月5日(土),南日本新聞の「若い目」のコーナーに生徒の投稿が掲載されました。
本年度7人目の掲載作品「異国の文化尊重を」を紹介します。
【平成28年3月5日掲載】
「異国の文化尊重を」
(3年男子 A.Yさん)
韓国人が食事をするときに皿を持ってはいけないという文化を知り,おもしろいと感じました。日本では皿を持たないと怒られてしまうのに,韓国ではその逆のことを行っている。なんとも不思議な気持ちになりました。
世界には様々な文化や習慣を持った国が存在します。どの国も自分たちの文化に誇りを持って生きています。昔の日本は外国の文化を積極的に受け入れ,独自の文化を融合させてきました。そのときは異国の文化に強い関心と尊敬の心を持っていたと思います。
最近は,外国の文化を差別するところもあるのではないでしょうか。外国の人が来日して当たり前のように行った行動が,日本人から見て常識外れのことだとすると,その人や国に対して少なからず偏見を持つこともあるように感じます。そこにはやはり外国の文化をあまり尊敬しなくなったという大きな理由があるのではないでしょうか。
日本はもっと外国の文化を受け入れつつ,日本固有の文化も尊重していくことが大切です。難しいことですが,忘れてはいけないと思います。