本年度,初めての南日本新聞「若い目」への掲載です。
掲載されたのは,3年生のW.K君の投稿作品です。3年生になったばかりですが,進路について悩む気持ちが素直に書かれています。
それでは,作品を紹介しましょう。
【平成28年4月21日掲載】
「将来への焦り大きい」
(3年男子 W.Kさん)
「将来の夢ってある?」と友達から聞かれると,僕はいつも決まっていないと言う。親から何になりたいのと言われても答えられない自分がいる。将来の自分は誰にも分からないし,それを決めるのは自分だと考えるととても難しい。
僕は勉強は苦手だが,運動はできる。だから高校は体育系かなとも思うが,なかなか決められない。1年のころはまだまだだと思っていたのに,もう3年生になっていた。先輩たちはみな自分の夢のため将来の自分のために合った高校へ行っているが,自分はどうだろうと最近ますます悩むようになった。
僕には,3歳上の兄がいる。兄が行っている高校も魅力的だ。そこに行こうかと思えば,学力的な問題もある。スポーツのために高校に行こうかとも思うが,その一歩が踏み出せない。
それでも,高校・将来の自分を考えていかなければいけない。焦りは大きい。将来の自分を決めるのは,自分しかいない。だから,迷わずゆっくりと自分のペースで自分の将来を決めていきたい。将来の自分は僕にしかわからないから。