昨日に続き,南日本新聞の「若い目」のコーナーに薩摩中3年生男子の作品が掲載されました。
生徒会長としてのこれまでの自分を見つめ直し,新たな気持ちで努力していこうという強い気持ちが書かれています。
【平成28年4月22日掲載】
「消極的な自分捨てる」
(3年男子 Y.Tさん)
新学期が始まり,僕は心に決めたことがある。それは,生徒会長としての自覚を今まで以上に持ち,自分のことだけでなく周りのことまで気を配ることだ。
2年生の11月,僕は生徒会長になった。そのとき立てた僕の目標は「前の生徒会長のようになる」だった。しかし,なかなかうまくできず,前の生徒会長と比較されているのではないかと思うことが増え,他の人の意見に任せたり,自分の意見が言えなかったりと会長の役目を果たすことに消極的になってしまった。
しかし,新年度に向けてさまざまな活動をしていくうちにこのままではだめだと思いはじめ,僕はある決意をした。それは,前の生徒会長のようにならなくてもいい,誰かと比べるのではなく自分で考えたことを迷わずまっすぐしていこうということだ。
生徒会長としての役目はまだ始まったばかりだ。11月まで,たくさんの行事や活動に目標を持って前向きにがんばっていきたい。この生徒会長という役目を終えたとき,薩摩中の生徒が充実した生徒会活動だったと言えるように,目標へ向けまっすぐに。
◆お知らせ◆
薩摩中生徒会では,熊本地震に対する義援金を生徒に呼びかけています。 4月25日(月),26日(火)の2日間で,集めます。ご協力をお願いいたします。